すてきなライブ
こんばんは。
すてきなライブがありました。
まず1つは1月に、北園優くんというピアノ弾きと、U masa Uという2人編成でライブをしてきました。
2人のライブというのはなかなか面白いもので、何回か経験はありますが、自分のドラムボーカルの曲、35分すべて2人編成というのは初めてでした。
否応無く、アレンジも全曲まっさらに考え直すのです。
歌がすごく生きてくる。曲や詞や自分と対峙する。
非常に楽しかったです。
このようなライブをもっと増やして行こう。
お誘いお待ちしております。
そして2月頭にはototogiの特別なライブがありました。
ototogiはいかした男女2人ユニット。
私が海の近くでふらふら昼寝してた頃、ドラムやってもらえませんかとお誘いをうけました。
1,2回しかお会いしたことないのに、いいのかな、どうもありがとうございます、という感じで始まった、ototogiとの出会う旅。
初めて一緒にスタジオに入った時から、好きな曲、好きなテンポ、覚えやすい歌詞、難しいニュアンス、おとなしい人柄、ざっくばらんな人柄、それぞれのテンポ。
3人でライブしたことがよくありました。名古屋に行ったり、大阪に行ったり、もちろん東京では沢山。
だんだんと、4人になったり5人になったり、別の人が交じったり、もっともっと増えたり、と少しずつの、出会う旅。
今回のライブでは1番最初にototogi2人だけで「春風」という曲をやっていました。
私が2人に初めて会った日にやっていた曲。渋谷の真っ昼間の7階でした。
こんなに懐かしいものなのかと、ハッとして、なんて嬉しいことだろうと、ひとり楽屋で感慨にふけりました。
あとはやるだけでした。やっぱり、海をふらついてた頃に出会った備前守がゲストで、そこでも私は演奏しました。
実際本番が始まってみると、音楽のことで頭も身体も埋め尽くされます。この曲はこう、こっちの曲はこう、なんていうふうに。
いろんな人と一緒に演奏して、自分はなんとか仕事をしたつもりでした。細かいところも気にしながら。
ところが、本番後、録音したものを聴いてみると、そこには、私1人の力なんて多少どうあってもどうでもよく、次から次へと人間のパワーが重なり合って、そして1つの音楽になっていました。
思い上がりも、いいところ。。。
音楽に謙虚でいましょう。人間に謙虚でいましょう。
自分は出来る限りのことをひたすらやりましょう。
笑顔の溢れたすてきなライブ。
今年の冬は、すてきな冬です。
あったかくして、おりんぴっく!